シェアふぁーむの日本で1番おいしいおコメ|若者の農業

実は、「保存方法」や「保管場所」によってお米の状態は大きく変化します。
お米は、あっという間に劣化してしまうものなのです。
お米は野菜のように、枯れたり、腐ったりはしません。
しかし、劣化によって、味と風味がそこなわれるのです。

シェアふぁーむでは、おコメの劣化を最大限防止するために、通常とは全く異なる方法で皆様のご自宅へとお届けしています。
わたし達のこだわりをご紹介します。

シェアふぁーむの日本で1番おいしいおコメ|若者の農業

1 アルミ袋での包装

お米に直射日光が当たると、乾燥やヒビ割れの原因になります。
一般的なお米は、以下のような袋に入っています。

■紙袋(農家さんからの直販など)
■ポリエチレン袋(スーパーなど)
シェアふぁーむの日本で1番おいしいおコメ|若者の農業おいしいおコメは「アルミ袋」にてお届けを行っております。
(2013年度米より)

アルミは優れた遮光性を持っていることだけではなく、
酸素や水蒸気をといった気体を通しづらい性質を持っています。
おコメの保存にはまさに最適の素材ですね。

ただ、コストが高いというデメリットがあり(涙)、
お米の保存にアルミ袋が使われるケースはほとんどありません。

2 窒素充填(ちっそじゅうてん)保存

空気中の成分は、窒素78% 酸素21% その他1%で構成されています。

シェアふぁーむでは、このような手順でお米の袋詰めをしています。
1 お米をアルミ袋に入れたあと、袋の中を真空に近い状態にします。
2 その後、袋のなかに窒素を充填します。
3 袋内の窒素濃度を極限まで濃くした上で、密封します。

窒素は人体にとって全くの無害であり、無臭という性質も持っています。
窒素充填の代表的な例を挙げれば、ポテトチップなどが一番身近ですね。

(窒素充填をせず)真空パックで保存されているおコメもありますが、
袋内には若干の空気が残っていて実際には真空にはなっていません。
空気を完全に抜くためには、袋の中に脱酸素材を入れるしかありません。

真空パックのお米を、極力気温の低い場所(常温)で保管しても、
結局ひと夏を越えられず、秋になるころにはお米の艶は失われ、ネバネバした味の薄いお米に劣化してしまいます。
シェアふぁーむの日本で1番おいしいおコメ|若者の農業

また、真空パックを開封するときには、袋内部の圧力が急激に変化します。
その為、おコメの外側や内側に、目では確認できないほどの小さなヒビ割れを起こしてしまうことが多く、これが劣化を早めていたのです。
(真空パックの封を開けると、「シュー」という音とともに内部の圧力が急激に変わりますよね。)

窒素充填の際はゆっくりと窒素が充填されるため、圧力変化によるヒビ割れも全く起こりません。

窒素充填とはとても便利ですね!
玄米の呼吸劣化を防ぎ、白米の酸化劣化を防ぎ、おまけに虫やカビの
発生まで防いでくれる、お米を保存にするには最適な方法です。
しかし、設備投資など余計にコストがかかる上、
袋一つ一つ手作業で丁寧に充填をしなければなりません。
自分で言うのも何ですが、本当にもの好きな会社だと思います。
みなさまに、できるだけ長持ちするお米を届けられるように、
愛情を込めて丁寧に詰めています。
最高においしいお米を、最高の状態で皆様にお届けしたい!
これもシェアふぁーむの大事な目標です。

そもそも、おコメの劣化って??

シェアふぁーむが、窒素充填方式を採用しようと決めたのは、「お米の劣化を、最大限防ぐため」。
劣化がどんなことなのか、ご紹介します。

■呼吸劣化(玄米)
■酸化劣化(白米)
■虫やカビの発生(玄米&白米)

おコメの劣化にはこの3つがあります。

呼吸劣化(玄米のみ)

呼吸劣化は玄米に起こる劣化症状です。
玄米はお米がまだ生きている状態であり、空気中では呼吸をしています。
呼吸をすることにより栄養分が分解され、味や食感が劣化していきます。
これを呼吸劣化と言います。

気温が15度を超えてくると徐々に呼吸活動が活発になり、気温が高くなればなるほど呼吸が激しくなります。
20度を超えるような場所で保管すると、1ヶ月も経たないうちに艶がなくなり味がぼやけ、ネバネバしたお米になってしまいます。
また、一度劣化してしまうと精米しても美味しくありません。

窒素充填をすると・・・

一旦米袋内の空気を抜き、窒素過多にします。
それにより、強制的にお米が呼吸できない状態(息を止めている状態)にできます。
窒素充填しておくと、仮に20度以上の場所で保管しても、封を開けない限りほとんど劣化しませんのでご安心頂けます。

酸化劣化(白米のみ)

玄米を精米すると白米になります。
そして、精米した瞬間から、呼吸劣化ではなく、今度は酸化劣化が始まります。
お米の表面にはミネラルを豊富に含んだ糊粉層というものがありますが、白米の場合はこの糊粉層が剥き出しの状態になります。
この部分が酸化してお米を不味くするのです。これが酸化劣化の正体です。

呼吸劣化同様に、気温が高くなればなるほど、酸化は激しくなります。
30度近い夏期シーズンなら、持って常温で1ヶ月半くらいです!
米びつの中に手をいれて白い粉が吹き出しているようであれば、かなり劣化が進んでいるという証拠です。
酸化するとお米の艶がなくなり、やはりこちらもネバネバした食感になります。

「無洗米」という商品があります。備蓄用のお米として売られています。
無洗米は、この糊粉層をほとんど削っているのです。
ですから、味や栄養価は落ちますが、一方で酸化しづらい・保存がきく特徴を持っています。

窒素充填をすると・・・

お米を酸化させる原因は、空気中に含まれる酸素です。
極限まで空気を抜き、窒素充填をすることで、限りなく酸化しない状態でお米を保存できます。保管場所の気温が20度くらいあっても、一気に酸化が進むことはありません。

虫やカビの発生(白米&玄米)

発生する虫には大きく分けて、外部から入ってくる虫と内部に潜んでいる虫の2種類があります。

虫も気温が上がるほど活動が活発になるので、冬の時期はなんともなかったのに春を過ぎたらいきなり虫にやられた、といった事が起こります。
お米の封を開けたあと、袋のまま保存をせず米びつに移動させれば、外部からの虫の侵入は防げます。しかし問題は内部に潜んでいる虫です。
お米の内部にいる虫はコクゾウムシといって、気温の上昇によって孵化したのち、内側からお米を食べて成長していきます。精米熱くらいではビクともしません。こういった内部の虫への対応は、やはり保管場所の気温を上げないことです。

また、カビの発生に必要なものは栄養分と水分と空気の3点で、気温が15度以上になると活発になります。やはりこちらも、直射日光を避け気温の低い場所で保管をすることです。

窒素充填をすると・・・

窒素濃度を極限まで上げた状態でおコメを保存しておくと、空気成分のバランスが崩れます。
お米の内部に潜んでいる虫たちは生きることができず、約2週間ほどで死滅するそうです。
また、窒素過多で酸素がほとんどない状態になるため、カビも全く発生できません。
封さえ開けなければ気温が上がっても大丈夫です。